ケーム製品の木地と塗装と取扱いについて 2007/03/19 |
@ケーム木地食用油塗布 Aケーム木地のままで使用 Bケーム自然塗料 Cケーム拭きウレタン塗装 Dケーム漆塗り |
ラオスに自生する潅木で あまり太くなりません 大きくなっても50-60mm位です 切ってもどんどん再生する 強靭な生命力を持った木です。その為
自然破壊につながらず ケームの利用は 環境面からも良いものといえますます。 |
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@ケーム木地に食用油を塗って使用する場合(無塗装で使用する場合の推奨) |
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ケームは皮付きの為 使っているうちに 皮がはがれてきます(特に無塗装・食用油塗布の場合)その時はペーパーで研磨して皮を取り除いてください。 |
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使う前に食用油(オリーブ油 葡萄の実油 椿油 その他)などを 木に染み込ませてよくふき取ってから使用すると 汚れが入りにくく又 過乾燥になって変形したり割れたりが少なくなります。 |
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但し 食べ物に食用油のにおい等が付くため その点を考慮して使用して下さい 使っていると食用油の匂いは減少します。 |
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使っていると 油分が抜けてきます その時は 良く洗い 乾燥させて 汚くなったり 毛羽立っている時は 目の小さいペーパーで研磨してから再度食用油を塗ってください。 |
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高価な漆以外に良い塗料がない時代には 木地で使っていました。 |
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下記Aの無塗装品の使用注意事項を参照してください。 |
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Aケーム 木地(無塗装品)のまま使用する場合 (注意してご使用ください) |
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無塗装の木地のまま使うと 割れたりひびが入り易いため注意してください。 |
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長く水につけると木がふやけて変形したり割れたりヒビが入ります 必要以上に水につけないでください。 |
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花に独特の香りが有る様に ケームにはケーム独特の香りがあります また花に独特の色が有る様にケームにはケーム独特の色があります 薫煙乾燥している為 材料に煙の匂いがつく場合があります ご了解ください。 (但し ラオス松や花梨より 香りは少ない) |
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使う前に一度水に漬け すぐ引き上げ乾いた布でふき取ってから使用すると
水分が浸透し汚れが染み込みにくくなります。 |
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木地のまま使い込んでいくと 独特の色合いになります。 |
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注意:(木製品の使用上の注意を参照してください) |
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Bケーム自然塗料塗装品の使用について(色はナチュラルとブラウンがあります) |
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この塗料は ウレタン塗料と同じく食品衛生の検査を通った塗料を使用しています。 |
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この自然塗料の成分は主に植物系の成分が使われています。 |
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この塗料は木の呼吸を妨げません つまり塗膜面から水分が入ったり出たりします。 |
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使用については無塗装や 食用油よりも安定はしますが 水分が出入します注意してご使用ください |
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無塗装品 食用油塗布品の使用を基本にしてご利用いただくのが良いと思います。 |
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Cケーム拭きウレタン塗装 |
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当社の拭きウレタン塗装は 浸透性の良いウレタンを木に浸透させてから拭き取っています。 |
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拭きウレタン塗装は塗膜を薄くして木の感触を生かすと同時に化学物質であるウレタン塗料を極力少なくしています。 |
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故にウレタン塗装していても木は呼吸しています つまり水分が入ったり出たりすると言うことです 又木の香りもします。 |
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Dケーム拭き漆塗り |
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拭き漆塗りは日本国内で 塗っています。 |
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一般的な漆塗りの取り扱いと同じで お使いください。 |
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